トランザクション属性の設定
コンポーネント サービス管理ツールを使用してトランザクション属性を手動で設定することも、コンポーネントを記述するときにトランザクションのプログラムによるサポートを追加することもできます。
トランザクション属性値の詳細については、[トランザクションの構成]を参照してください。
Component Services 管理ツールを使用して属性値を設定するには
コンソール ツリーで、構成するコンポーネントを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[コンポーネントのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[トランザクション] タブをクリックします。
[ トランザクションのサポート] で、目的の値のオプションを選択します。 すべてのコンポーネントの既定値は サポートされていません。
OK をクリックします。
コンポーネントごとにこの手順を繰り返す必要があります。
プログラムで属性値を設定するには
Microsoft Visual Basic を使用するプログラマは、ACTIVEX DLL プロジェクトのクラス モジュール プロパティである MTSTransactionModeでトランザクション属性を設定できます。 Visual Basic では、選択内容を同等の COM+ トランザクション属性値にマップし、その値をコンポーネントのタイプ ライブラリに発行します。
次の表は、各 MTSTransactionMode 定数値を同等の COM+ トランザクション値にマップします。
MTSTransactionMode 定数 | COM+ トランザクション値 |
---|---|
NotAnMTSObject (既定値) |
無効 |
NoTransactions |
サポートなし (既定値) |
RequiresTransaction (トランザクションが必要) |
必須 |
UsesTransaction |
サポートされています |
RequiresNewTransaction |
新規が必要 |
MTSTransactionMode プロパティには、COM+ Administration Library API を使用してプログラムでアクセスすることもできます。