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イベントの発行

イベントを発行するには、EventClassID または EventClassName を引数として使用し、CoCreateInstance または Microsoft Visual Basic CreateObject メソッドを呼び出することにより、イベント オブジェクトをインスタンス化するだけでかまいません。 パブリッシャーは、イベント オブジェクトに対して QueryInterface を呼び出して、イベント クラス オブジェクトでサポートされているインターフェイスを取得し、インターフェイスを介してイベント オブジェクトのメソッドを呼び出してイベントを発行します。 その後、イベント システムが、インターフェイス ID IID_IEventObjectChange を持つイベント クラス CLSID_EventObjectChange でイベントを発行します。

複数のサブスクライバーへのイベントの配信をサポートするには、イベント クラス メソッドにパラメーターのみを含める必要があります。

イベント クラス オブジェクトの FireInParallel プロパティを使用することにより、パブリッシャーは、イベント システムが複数のスレッドを使用して複数のサブスクライバーにイベントを配信するよう要求できます。 並列配信メカニズムを選択しても、複数のサブスクライバーへのイベントの同時配信は保証されませんが、COM+ イベント サービスに対して、これを許可するよう指示します。

COM+ でのイベントの発行と配信