コンポーネント レベルでのアクセス チェックの有効化
アプリケーションにセキュリティ チェックを必要としないコンポーネントが含まれている場合は、そのコンポーネントのロールチェックを無効にしてパフォーマンスを向上させることができます。 または、デバッグ時に、プログラム機能の他の側面に集中できるように、セキュリティを無効にすると便利な場合があります。
既定では、コンポーネントをインストールすると、コンポーネント レベルのアクセス チェックが有効になります。 ただし、これは、アプリケーション レベルのアクセス チェックが有効になっている場合、およびセキュリティ レベルがプロセスおよびコンポーネント レベルでアクセスチェックを実行するように設定されている場合にのみ有効になります。
コンポーネント レベルでアクセス チェックを有効または無効にするには
コンポーネント サービス管理ツールのコンソール ツリーで、ロール チェックを無効にする (または有効にする) コンポーネントを含む COM+ アプリケーションを見つけます。 ツリーのビューを展開して、[コンポーネント] フォルダーのコンポーネントを表示します。
ロールのチェックを有効にするコンポーネントを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
VPN のプロパティ ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックします。
[コンポーネント レベルのアクセスチェックを適用する] を選択して、コンポーネント レベルのチェックを適用します。
OK をクリックします。
新しい設定は、次回アプリケーションが起動されるときに有効になります。
Note
Windows Server 2003 の時点では、COM+ アプリケーションの作成時にコンポーネント レベルのアクセス チェックが既定で無効になっています。 アクセス チェックは、既定ではアプリケーション レベルで有効になり、コンポーネント レベルでは既定で無効になります。 以前は、アクセス チェックはアプリケーション レベルで既定で無効になっており、コンポーネント レベルで既定で有効にされていました。
関連トピック
-
ロール ベース セキュリティを構成する