COM+ CRM コンポーネントの構成
CRM コンポーネントは、COM+ サーバー アプリケーションまたは COM+ ライブラリ アプリケーションにインストールできます。 ただし、常に COM+ サーバー アプリケーションで実行する必要があります。 COM+ ライブラリ アプリケーションにインストールされている場合、クライアント プロセスでは使用できません。
ライブラリ アプリケーションにインストールされている CRM コンポーネントは、複数のサーバー アプリケーションで使用できます。 特定のサーバー アプリケーションにインストールされている場合は、その特定のサーバー アプリケーションでのみ使用できます。
サーバー アプリケーションで CRM の使用を有効にするには、次の手順に従います。
[コンポーネント サービス] の [サーバー アプリケーションのプロパティ] ページで、[詳細設定] タブをクリックします。
そのサーバー アプリケーションの [補正リソース マネージャー を有効にする] オプションを選択します。 このオプションが選択されていない場合、このサーバー アプリケーション内で CRM を使用しようとすると失敗します。
Note
ライブラリ アプリケーションにインストールされている場合は、そのライブラリ アプリケーションの [補正リソース マネージャーを有効にする] オプションを選択する必要はありませんが、CRM を実行するサーバー アプリケーションに対してこのオプションを選択する必要があります。
特定の CRM の CRM Worker コンポーネントと CRM 補正コンポーネントを同じアプリケーションにインストールすることをお勧めします。
CRM コンポーネントの推奨設定は次のとおりです。
コンポーネント | 設定 |
---|---|
CRM Worker | transaction = requiredsync = yesJIT = yesthreading model = Both (またはスレッド モデル = アパートメント) |
CRM コンペンサー | transaction = disabledsync = disabledJIT = nothreading model = Both (またはスレッド モデル = アパートメント) |
Note
CRM を使用するコンポーネントは、登録時にスレッド モデルを明示的に指定する必要があります。 既定の "メイン スレッド アパートメント" はサポートされていません。 サポートされているスレッド モデルは、Apartment と Both の 2 つだけです。
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