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クライアント側エラー

クライアント側のエラーは、サーバー側の障害に同様の方法で処理されます。 たとえば、メッセージをクライアントからサーバーに移動できない場合など、メッセージ キューはメッセージを宛先キューに移動することができます。 この場合、メッセージは、クライアント側の配信不能キューに移動されます。

COM+ キュー コンポーネント サービスは、配信不能キューの監視を行います。 メッセージが移動された場合、キュー コンポーネント サービスは例外クラスのインスタンスを作成し、QueryInterface を呼び出して IPlaybackControl を要求します。 これが正常に実行されると、配信不能キュー モニターが IPlaybackControl::FinalClientRetry を呼び出します。

オブジェクトは、前のトランザクションの影響を取り消すために何らかのアクションを実行することができます。 再生がコミットされると、メッセージは Xact 配信不能キューから削除されます。 再生が失敗した場合、または必要な CLSID とインターフェイスが使用できない場合は、メッセージは Xact 配信不能キューに残ります。

上述したプロセスに介入する必要がある場合、または有害なメッセージを最後の静止キューから移動する必要がある場合は、メッセージ ムーバー ユーティリティーを使用します。 メッセージ ムーバー ユーティリティーについて詳しくは、「エラーの処理」をご覧ください。

永続的なクライアント側エラー

サーバー側エラー