TranslateDispatch コールバック関数
[TranslateDispatch は、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 以降のバージョンでは変更または使用できない場合があります。]
DoReaderMode 関数のクライアントによって使用され、リーダー モード ウィンドウのスクロール領域を対象とするウィンドウ メッセージをインターセプトして明示的に処理します。 これは、アプリケーション定義のコールバック関数です。
構文
BOOL CALLBACK TranslateDispatch(
_In_ const MSG *lpmsg
);
パラメーター
戻り値
種類: BOOL
メッセージがこの関数によって処理された場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。 FALSE の場合、メッセージは既定のリーダー モードの実装によって処理されます。 この実装では、マウスの動きとボタン、およびキーの押下が処理されます。
例
次の例では、この関数の実装の概要を示します。
BOOL CALLBACK
TranslateDispatchCallback(LPMSG lpmsg)
{
BOOL fResult = FALSE;
if (lpmsg->message == WM_KEYDOWN)
{
// Perform custom keyboard actions here.
fResult = TRUE;
}
return fResult;
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |