次の方法で共有


EM_GETIMESTATUS メッセージ

編集コントロールが入力メソッド エディター (IME) と対話する方法を示す一連の状態フラグを取得します。

パラメーター

wParam

取得する状態の種類。 このパラメーターには、次の値を指定できます。

説明
EMSIS_COMPOSITIONSTRING
コンポジション文字列を処理するための動作を設定します。

lParam

このパラメーターは使用されません。

戻り値

取得する状態の種類に固有のデータ。 statusEMSIS_COMPOSITIONSTRING値を使用すると、この戻り値は次の 1 つ以上の値になります。

リターン コード 説明
EIMES_GETCOMPSTRATONCE
このフラグが設定されている場合、エディット コントロールは fFlags を GCS_RESULTSTR に設定してWM_IME_COMPOSITION メッセージをフックし、結果文字列をすぐに返します。 このフラグが設定されていない場合、エディット コントロールは WM_IME_COMPOSITION メッセージを既定のウィンドウ プロシージャに渡し、 WM_CHAR メッセージの結果文字列を処理します。これは、編集コントロールの既定の動作です。
EIMES_CANCELCOMPSTRINFOCUS
このフラグが設定されている場合、エディット コントロールは、 WM_SETFOCUS メッセージを受信したときに合成文字列を取り消します。 このフラグが設定されていない場合、エディット コントロールはコンポジション文字列を取り消しません。これは、編集コントロールの既定の動作です。
EIMES_COMPLETECOMPSTRKILLFOCUS
このフラグが設定されている場合、編集コントロールは、 WM_KILLFOCUS メッセージを受信すると合成文字列を完了します。 このフラグが設定されていない場合、エディット コントロールはコンポジション文字列を完了しません。これは、編集コントロールの既定の動作です。

注釈

リッチ エディット:EM_GETIMESTATUS メッセージはサポートされていません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Winuser.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

EM_SETIMESTATUS