標準の図オブジェクト
標準の図オブジェクトは、GDI イメージの言語に依存しない抽象化 (ビットマップ、アイコン、メタファイル、拡張メタファイル) を提供します。 標準フォント オブジェクトと同様に、システムはこのオブジェクトの標準実装を提供します。 主なインターフェイスは IPicture と IPictureDisp です。後者は、OLE オートメーションを使用して図のプロパティにアクセスできるように IDispatch から派生しています。 図オブジェクトは、 OleCreatePictureIndirect を使用して新規作成されます。
画像オブジェクトは、クライアントが画像プロパティの変更時期を判断できるように、送信インターフェイス IPropertyNotifySink もサポートしています。 したがって、図オブジェクトは、 IConnectionPointContainer と IPropertyNotifySink の 1 つの接続ポイントもサポートしています。
画像オブジェクトは、 IStream のインスタンスから自身を保存して読み込むことができるような IPersistStream もサポートしています。 画像オブジェクトを内部的に使用するオブジェクトは、通常、オブジェクト独自の永続化処理の一部として画像を保存して読み込みます。 OleLoadPicture 関数は、ストリームの内容に基づいて画像オブジェクトの作成を簡略化します。
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