ROT でのオブジェクトの登録
通常、クライアントがサーバーにオブジェクト インスタンスの作成を要求すると、サーバーは通常、オブジェクトのモニカーを作成し、IRunningObjectTable::Register の呼び出しを通じて実行中のオブジェクト テーブル (ROT) に登録します。
サーバーが CreateFileMoniker を呼び出して ROT に登録するファイル モニカーを作成する場合、サーバーは UNC 形式ではなくドライブベースのローカル ファイル名を渡す必要があります。 これにより、ROT レジスタ呼び出しによって生成されるモニカー比較データが、リモート クライアント側で ROT ルックアップを実行するときに使用されるデータと確実に一致します。 これは、分散 COM サービスがリモート クライアントからサーバーのローカル ファイルに対するアクティブ化要求を受信すると、そのファイルがローカル ドライブ ベースのパスに変換されるためです。
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