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パッシブ状態への移行

オブジェクト クロージャは、埋め込まれたオブジェクトまたはリンクされたオブジェクトを強制的にパッシブ状態にします。 これは通常、ユーザーが [ファイルを閉じる] コマンドを選択したときなど、OLE サーバー アプリケーションのユーザー インターフェイスから開始されます。 この場合、OLE サーバー アプリケーションはコンテナーに通知し、コンテナーはオブジェクトの参照カウントを解放します。 オブジェクトへのすべての参照が解放されると、オブジェクトを解放できます。 すべてのオブジェクトが解放されると、OLE サーバー アプリケーションは安全に終了できます。

コンテナー アプリケーションはオブジェクト クロージャを開始することもできます。 オブジェクトを閉じるために、コンテナーはオプションの保存操作の完了後にその参照カウントを解放します。 インプレースアクティブ化セッション後にオブジェクトが非アクティブ化されるときにオブジェクトを解放するようにコンテナを設計できます。これにより、ユーザーはアクティブな編集セッションを失わずにオブジェクトの外側をクリックできるようになります。