複合ドキュメント インターフェイス
次の表に、OLE コンテナー、OLE サーバー、複合ドキュメント オブジェクトによって実装されるインターフェイスを示します。 必要なインターフェイスは、一覧表示されているコンポーネントに実装する必要があります。 これらの機能はすべて必要に応じて設定できます。 ただし、アプリケーションに特定の機能を含める場合は、その機能に対して次の表に示すインターフェイスを実装する必要があります。 他のすべてのインターフェイスは、特定の機能を含む場合にのみ必要です。
次の表に、OLE コンテナーに必要な動作とオプションの動作と、それぞれに実装する必要があるインターフェイスを示します。
Behavior | インターフェイス |
---|---|
必要な動作 |
IOleClientSite IAdviseSink |
- メッセージのフィルター処理 |
IMessageFilter |
リンク |
なし |
埋め込みオブジェクトへのリンク |
IOleItemContainer IPersistFile IClassFactory |
埋め込み先編集の有効化 |
IOleInPlaceSite IOleInPlaceFrame IOleInPlaceObject |
ドラッグ アンド ドロップ |
IDropSource IDropTarget Idataobject |
次の表に、OLE サーバーとその複合ドキュメント オブジェクトに必要な動作とオプションの動作と、それぞれに実装する必要があるインターフェイスを示します。 この表では、どのコンポーネントがどのインターフェイスを実装しているかを明確にするために、OLE サーバーとそのオブジェクトを区別します。 また、この表には、アウトプロセス サーバーとインプロセス サーバーによって提供されるオブジェクトのさまざまな要件も示されています。
機能 | OLE Server | オブジェクト (アウトプロセス) | オブジェクト処理 |
---|---|---|---|
必要な動作 | IClassFactory |
IOleObject Idataobject IPersistStorage: |
IOleObject Idataobject IPersistStorage: IViewObject2 IOleCache2 |
- メッセージのフィルター処理 |
IMessageFilter |
||
リンク |
IOleItemContainer IPersistFile |
IOleLink IExternalConnection |
|
埋め込み先編集の有効化 |
IOleInPlaceObject IOleInPlaceActiveObject |
IOleInPlaceObject IOleInPlaceActiveObject |
|
ドラッグ アンド ドロップ |
IDropSource IDropTarget Idataobject |