IXpsOMObjectFactory::CreatePageReference メソッド (xpsobjectmodel.h)
ページの仮想化を有効にする IXpsOMPageReference インターフェイスを作成します。
構文
HRESULT CreatePageReference(
[in] const XPS_SIZE *advisoryPageDimensions,
[out, retval] IXpsOMPageReference **pageReference
);
パラメーター
[in] advisoryPageDimensions
アドバイザリ ページのサイズ (ページの幅とページの高さ) を設定する XPS_SIZE 構造体。
サイズについては、XPS 単位で説明します。 1 インチあたり 96 個の XPS ユニットがあります。 たとえば、8.5" x 11.0" ページのディメンションは 816 x 1,056 XPS 単位です。
[out, retval] pageReference
新しい IXpsOMPageReference インターフェイスへのポインター。
戻り値
このメソッドは HRESULT を返します。 使用可能な値には、次の表に示す値が含まれますが、これらに限定されません。 この表に記載されていない XPS ドキュメント API の戻り値については、「 XPS ドキュメント エラー」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドが成功しました。 |
|
advisoryPageDimensions または pageReference が NULL です。 |
|
advisoryPageDimensions に無効なページ サイズまたは無効なページ サイズ値が含まれています。 |
注釈
ページ参照を使用すると、読み込みが明示的に要求されるまで、ページの完全なオブジェクト モデルの読み込みを遅延させることができます。 ページが変更されていない場合は、要求時にアンロードできます。
次のコード例は、このメソッドを使用して新しいインターフェイスを作成する方法を示しています。
IXpsOMPageReference *newInterface;
// The following value is defined outside of
// this example.
XPS_SIZE advisoryPageDimensions;
// Note the implicit requirement that CoInitializeEx
// has previously been called from this thread.
hr = CoCreateInstance(
__uuidof(XpsOMObjectFactory),
NULL,
CLSCTX_INPROC_SERVER,
_uuidof(IXpsOMObjectFactory),
reinterpret_cast<LPVOID*>(&xpsFactory)
);
if (SUCCEEDED(hr))
{
hr = xpsFactory->CreatePageReference (
&advisoryPageDimensions,
&newInterface);
if (SUCCEEDED(hr))
{
// use newInterface
newInterface->Release();
}
xpsFactory->Release();
}
else
{
// evaluate HRESULT error returned in hr
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7、Windows Vista SP2 および Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | xpsobjectmodel.h |