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IXpsOMObjectFactory::CreateGeometryFigure メソッド (xpsobjectmodel.h)

IXpsOMGeometryFigure インターフェイスを作成します。このインターフェイスは、IXpsOMGeometry インターフェイスによって定義されるオブジェクトの一部を指定します。

構文

HRESULT CreateGeometryFigure(
  [in]          const XPS_POINT      *startPoint,
  [out, retval] IXpsOMGeometryFigure **figure
);

パラメーター

[in] startPoint

ジオメトリ図の始点の座標。

[out, retval] figure

新しい IXpsOMGeometryFigure インターフェイスへのポインター。

戻り値

このメソッドは HRESULT を返します。 使用可能な値には、次の表に示す値が含まれますが、これらに限定されません。 この表に記載されていない XPS ドキュメント API の戻り値については、「 XPS ドキュメント エラー」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが成功しました。
E_POINTER
startPoint または figureNULL です
XPS_E_INVALID_FLOAT
startPoint で渡されるXPS_POINT構造体のフィールドの 1 つに、無効な値が含まれています。

注釈

次のコード例は、このメソッドを使用して新しいインターフェイスを作成する方法を示しています。


IXpsOMGeometryFigure    *newInterface;
// startPoint contains the starting point
// of the geometry figure being created
XPS_POINT                startPoint = {0,0};

// Note the implicit requirement that CoInitializeEx 
//  has previously been called from this thread.

hr = CoCreateInstance(
    __uuidof(XpsOMObjectFactory),
    NULL,
    CLSCTX_INPROC_SERVER,
    _uuidof(IXpsOMObjectFactory),
    reinterpret_cast<LPVOID*>(&xpsFactory)
    );

if (SUCCEEDED(hr))
{
    hr = xpsFactory->CreateGeometryFigure (&startPoint, &newInterface);
    if (SUCCEEDED(hr))
    {
        // use newInterface

        newInterface->Release();
    }
    xpsFactory->Release();
}
else
{
    // evaluate HRESULT error returned in hr
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7、Windows Vista SP2 および Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー xpsobjectmodel.h

こちらもご覧ください

IXpsOMGeometry

IXpsOMGeometryFigure

IXpsOMObjectFactory

XML Paper Specification

XPS ドキュメント エラー

XPS_POINT