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WSD_SECURITY_SIGNATURE_VALIDATION 構造体 (wsdbase.h)

メッセージに対してクライアント のコンパクト署名を照合するための条件を表します。

構文

typedef struct _WSD_SECURITY_SIGNATURE_VALIDATION {
  PCCERT_CONTEXT *signingCertArray;
  DWORD          dwSigningCertArrayCount;
  HCERTSTORE     hSigningCertStore;
  DWORD          dwFlags;
} WSD_SECURITY_SIGNATURE_VALIDATION, *PWSD_SECURITY_SIGNATURE_VALIDATION;

メンバー

signingCertArray

メッセージと照合 する証明書を 含むCERT_CONTEXT構造の配列。 検証に必要な一致する証明書は 1 つだけです。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

dwSigningCertArrayCount

signingMatchArray の証明書の数。

hSigningCertStore

メッセージと照合する証明書を含む証明書ストアへのハンドル。 検証に必要な一致する証明書は 1 つだけです。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

dwFlags

署名されていないメッセージの処理方法を指定するフラグ。 WSDAPI_COMPACTSIG_ACCEPT_ALL_MESSAGESに設定すると、探索オブジェクトは、署名されていないメッセージ、署名済みおよび検証済みのメッセージ、署名されたが検証済みのメッセージ (つまり、ストアまたは証明書配列で署名証明書が見つからなかったもの) メッセージを受け入れます。 このフラグが設定されていない場合は、署名および検証済みのメッセージのみが受け入れられます。

WSDAPI_COMPACTSIG_ACCEPT_ALL_MESSAGESが指定されている場合、呼び出し元は IWSDSignatureProperty インターフェイスを使用して、メッセージが署名されたかどうかを確認できません。

解説

この構造体は、configParamType が WSD_SECURITY_COMPACTSIG_VALIDATION に設定されている場合に、WSD_CONFIG_PARAM構造体の pConfigData メンバーで使用されます

WSD_SECURITY_SIGNATURE_VALIDATION では、2 つの一致メカニズムを定義します。 一致を取得するには、そのようなメカニズムを少なくとも 1 つ満たす必要があります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
Header wsdbase.h (Windows.h を含む)