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WFDCloseHandle 関数 (wlanapi.h)

WFDCloseHandle 関数は、Wi-Fi Direct サービスへのハンドルを閉じます。

構文

DWORD WFDCloseHandle(
  [in] HANDLE hClientHandle
);

パラメーター

[in] hClientHandle

Wi-Fi Direct サービスへのクライアント ハンドル。 このハンドルは、 WFDOpenHandle 関数の以前の呼び出しによって取得されました。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS です。

関数が失敗した場合、戻り値は次のいずれかのリターン コードになります。

リターン コード 説明
ERROR_INVALID_HANDLE
ハンドルが正しくありません。

このエラーは、 hClientHandle パラメーターで指定されたハンドルがハンドル テーブルで見つからなかった場合に返されます。

ERROR_INVALID_PARAMETER
パラメーターが正しくありません。

このエラーは、 hClientHandle パラメーターが NULL であるか、無効な場合に返されます。

RPC_STATUS
さまざまなエラー コード。

注釈

WFDCloseHandle 関数は、Windows 8とWindows Server 2012の新機能である Wi-Fi Direct の一部です。 Wi-Fi Direct は、Wi-Fi Alliance による Wi-Fi ピア ツー ピア技術仕様 v1.1 の開発に基づいています ( 「Wi-Fi Alliance 公開仕様」を参照)。 Wi-Fi ピア ツー ピア技術仕様の目的は、ワイヤレス アクセス ポイント (ワイヤレス AP) が接続をセットアップしたり、既存の Wi-Fi アドホック (IBSS) メカニズムを使用したりすることなく、デバイス間接続を Wi-Fi するためのソリューションを提供することです。

Wi-Fi Direct を使用するには、アプリケーションはまず WFDOpenHandle 関数を呼び出して、Wi-Fi Direct サービスへのハンドルを取得する必要があります。 WFDOpenHandle 関数によって返される Wi-Fi Direct (WFD) ハンドルは、Wi-Fi Direct サービスへの後続の呼び出しに使用されます。 Wi-Fi Direct サービスを使用してアプリケーションが完了したら、アプリケーションは WFDCloseHandle 関数を呼び出して、アプリケーションがサービスを使用して実行されたことを Wi-Fi Direct サービスに通知する必要があります。 これにより、Wi-Fi Direct サービスは、アプリケーションで使用されるリソースを解放できます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wlanapi.h
Library Wlanapi.lib
[DLL] Wlanapi.dll

こちらもご覧ください

WFDCancelOpenSession

WFDCloseSession

WFDOpenHandle

WFDOpenLegacySession

WFDStartOpenSession

WFDUpdateDeviceVisibility

WFD_OPEN_SESSION_COMPLETE_CALLBACK