WindowsInspectString2 関数 (winstring.h)
デバッガーが別のアドレス空間、リモート、またはダンプからWindows ランタイム HSTRING の値を表示する方法を提供します。
構文
HRESULT WindowsInspectString2(
UINT64 targetHString,
USHORT machine,
PINSPECT_HSTRING_CALLBACK2 callback,
void *context,
UINT32 *length,
UINT64 *targetStringAddress
);
パラメーター
targetHString
[入力]
検査する HSTRING 。
machine
ターゲット アドレス空間の形式。 有効な値は、Win64 の 場合はIMAGE_FILE_MACHINE_AMD64 、Win32 の 場合はIMAGE_FILE_MACHINE_I386 、32 ビット ARM の 場合はIMAGE_FILE_MACHINE_ARM です。
callback
[入力]
ターゲット アドレス空間から文字列バッファーを読み取るコールバック関数。 この関数は、 length パラメーターと targetStringAddress パラメーターが WindowsInspectString2 関数によって計算される前に呼び出されます。
context
[in, optional]
コールバックに渡されるカスタム コンテキスト データ。
length
[出力]
コールバックの呼び出しが成功した場合のターゲット アドレス空間内の文字列の長さ。それ以外の場合は 0。
targetStringAddress
[出力]
コールバックの呼び出しが成功した場合の、生の PCWSTR のターゲット アドレス。それ以外の場合は NULL。
戻り値
この関数は、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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|
注釈
WindowsInspectString 関数は、入力ポインターと出力ポインターをネイティブ ポインター サイズの値として渡します。 現在のプラットフォームが Win32 の場合、その関数は Win64 であるプロセスに対してエラーを返します。
WindowsInspectString2 では、Win32 アプリケーションと Win64 アプリケーションの両方から呼び出されたときに最大 64 ビット値を許可することで、クロスアーキテクチャ デバッグが可能になります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winstring.h |
Library | RuntimeObject.lib |
[DLL] | ComBase.dll |