FSCTL_TXFS_GET_TRANSACTED_VERSION IOCTL (winioctl.h)
注意
Microsoft では、開発者がアプリケーションのニーズを達成するために代替手段を利用することを強くお勧めします。 TxF が開発された多くのシナリオは、よりシンプルで利用しやすい手法で実現できます。 また、将来のバージョンの Microsoft Windows では TxF を使用できない場合があります。 詳細と TxF の代替方法については、「 トランザクション NTFS を使用するための代替手段」を参照してください。
TXFS_GET_TRANSACTED_VERSION 構造体を返します。 構造体は、指定したファイルの最後にコミットされたバージョン (ハンドルのバージョン番号) を識別します。
この操作を実行するには、次のパラメーターを使用して DeviceIoControl 関数を呼び出します。
BOOL DeviceIoControl(
(HANDLE) hDevice, // handle to device
FSCTL_TXFS_GET_TRANSACTED_VERSION, // dwIoControlCode
NULL, // lpInBuffer
0, // nInBufferSize
(LPVOID) lpOutBuffer, // output buffer
(DWORD) nOutBufferSize, // size of output buffer
(LPDWORD) lpBytesReturned, // number of bytes returned
NULL // OVERLAPPED structure
);
注釈
FSCTL_TXFS_GET_TRANSACTED_VERSION は同期操作です。
このコントロール コードは、ベース ファイルの最新バージョンを追跡するために使用できます。 指定したハンドルの場合、基本バージョンは常にハンドルが開かれたときに返される基本値ですが、最新バージョンは別のトランザクションが行うコミット操作に基づいて変更されます。 ハンドルを閉じて再度開くと、基本バージョンと最新バージョンが新しい値に更新され、他のトランザクションからの後続のコミット操作によって最新バージョンが変更されます。
リソース マネージャーのルートのバージョンを取得しようとすると、 TXFS_TRANSACTED_VERSION_NONTRANSACTED 値が返されます。
Refs: このコードはサポートされていません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winioctl.h (Windows.h を含む) |