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CopyEnhMetaFileW 関数 (wingdi.h)

CopyEnhMetaFile 関数は、拡張形式メタファイルの内容を指定されたファイルにコピーします。

構文

HENHMETAFILE CopyEnhMetaFileW(
  [in] HENHMETAFILE hEnh,
  [in] LPCWSTR      lpFileName
);

パラメーター

[in] hEnh

コピーする拡張メタファイルのハンドル。

[in] lpFileName

コピー先ファイルの名前へのポインター。 このパラメーターが NULL場合、ソース メタファイルはメモリにコピーされます。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は拡張メタファイルのコピーへのハンドルです。

関数が失敗した場合、戻り値は NULL

備考

テキスト引数で Unicode 文字を使用する必要がある場合は、ワイド文字関数として CopyEnhMetaFile 関数を使用します。 テキスト引数で Windows 文字セットの文字を使用する必要がある場合は、この関数を ANSI 関数として使用します。

アプリケーションでは、メモリに格納されているメタファイルを一時的な操作に使用できます。

アプリケーションで拡張メタファイル ハンドルが不要になったら、DeleteEnhMetaFile 関数を呼び出してハンドルを削除する必要があります。

手記

wingdi.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして CopyEnhMetaFile を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードに依存しないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルエラーやランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「関数プロトタイプの 規則」を参照してください。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
ライブラリ Gdi32.lib
DLL Gdi32.dll

関連項目

DeleteEnhMetaFile の

メタファイル関数 の

メタファイルの概要