CheckColorsInGamut 関数 (wingdi.h)
CheckColorsInGamut 関数は、指定した RGB トリプルのセットが、指定したデバイスの出力色域にあるかどうかを判断します。 RGB トリプルは、入力論理色空間で解釈されます。
構文
BOOL CheckColorsInGamut(
HDC hdc,
LPRGBTRIPLE lpRGBTriple,
LPVOID dlpBuffer,
DWORD nCount
);
パラメーター
hdc
出力の色域を確認するデバイス コンテキストを処理します。
lpRGBTriple
チェックする RGB トリプルの配列へのポインター。
dlpBuffer
結果を配置するバッファーへのポインター。 このバッファーは、 nCount バイト以上である必要があります。
nCount
トリプルの配列内の要素の数。
戻り値
この関数が成功した場合、戻り値は 0 以外の値になります。
この関数が失敗した場合、戻り値は 0 です。
注釈
この関数は、テスト結果を lpBuffer が指すバッファーに配置します。 バッファー内の各バイトは RGB トリプルに対応し、CM_IN_GAMUT (= 0) とCM_OUT_OF_GAMUT (= 255) の間の符号なし値を持ちます。 値 0 は色が色域にあることを示し、0 以外の値は色域外であることを示します。 0 <n< 255 のような任意の整数 n の場合、結果値 n + 1 は、対応する色が少なくとも色域外であることを示します。これは、ICC プロファイル形式仕様で指定された結果値 n で示されるとおりです。 ICC プロファイル形式の仕様の詳細については、「 詳細情報 」に記載されているソースを参照してください。
この関数を成功させるには、 hDC パラメーターを介して渡されるデバイス コンテキスト ハンドルに対して WCS を有効にする必要があることに注意してください。 デバイス コンテキスト ハンドルに対して WCS を有効にするには、 SetICMMode 関数を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wingdi.h |
Library | Gdi32.lib |
[DLL] | Gdi32.dll |