CertDeleteCertificateFromStore 関数 (wincrypt.h)
CertDeleteCertificateFromStore 関数は、指定された証明書コンテキストを証明書ストアから削除します。
構文
BOOL CertDeleteCertificateFromStore(
[in] PCCERT_CONTEXT pCertContext
);
パラメーター
[in] pCertContext
削除する CERT_CONTEXT 構造体へのポインター。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。
関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報については、 GetLastError を呼び出します。 考えられるエラー コードの 1 つは次のとおりです。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
ストアが読み取り専用として開かれたが、削除操作が許可されていないことを示します。 |
注釈
ストアから証明書が削除されると、その ストア内の証明書を取得または検索しようとする後続のすべての試行は失敗します。 ただし、証明書に割り当てられたメモリは、重複するすべてのコンテキストも解放されるまで解放されません。
エラーが発生した場合でも、CertDeleteCertificateFromStore 関数は常に CertFreeCertificateContext 関数を呼び出すことによって pCertContext を解放します。 コンテキストを解放すると、 コンテキスト の 参照カウント が 1 ずつ減ります。 参照カウントが 0 に達すると、証明書に割り当てられたメモリが解放されます。
例
この関数を使用する例については、「 サンプル C プログラム: 証明書ストアからの証明書の削除」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wincrypt.h |
Library | Crypt32.lib |
[DLL] | Crypt32.dll |