OpenEventLogW 関数 (winbase.h)
指定したイベント ログへのハンドルを開きます。
構文
HANDLE OpenEventLogW(
[in] LPCWSTR lpUNCServerName,
[in] LPCWSTR lpSourceName
);
パラメーター
[in] lpUNCServerName
イベント ログを開くリモート サーバーの汎用名前付け規則 (UNC) 名。 このパラメーターが NULL の場合は、ローカル コンピューターが使用されます。
[in] lpSourceName
ログの名前。
カスタム ログを指定しても見つからない場合は、イベント ログ サービスによって アプリケーション ログが開きます。ただし、関連付けられたメッセージまたはカテゴリ文字列ファイルはありません。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値はイベント ログへのハンドルです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
イベント ログのハンドルを閉じるには、 CloseEventLog 関数を使用します。
例
例については、「 イベント情報のクエリ」を参照してください。
注意
winbase.h ヘッダーは、OpenEventLog をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winbase.h (Windows.h を含む) |
Library | Advapi32.lib |
[DLL] | Advapi32.dll |
API セット | ext-ms-win-advapi32-eventlog-ansi-l1-1-0 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入) |