EraseTape 関数 (winbase.h)
EraseTape 関数は、テープの全部または一部を消去します。
構文
DWORD EraseTape(
[in] HANDLE hDevice,
[in] DWORD dwEraseType,
[in] BOOL bImmediate
);
パラメーター
[in] hDevice
テープを消去するデバイスに取り扱います。 このハンドルは、 CreateFile 関数を使用して作成されます。
[in] dwEraseType
消去手法。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
|
現在の位置から現在のパーティションの末尾までテープを消去します。 |
|
現在の位置に消去ギャップまたはデータ終了マーカーを書き込みます。 |
[in] bImmediate
このパラメーターが TRUE の場合、関数は直ちに を返します。 FALSE の場合、この関数は消去操作が完了するまで戻りません。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値はNO_ERROR。
関数が失敗した場合は、次のいずれかのエラー コードを返すことができます。
エラー コード | 説明 |
---|---|
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中の先頭マーカーが失敗する前にデータにアクセスしようとしました。 |
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バスでリセット条件が検出されました。 |
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テープがロードされているときにパーティション情報が見つかりませんでした。 |
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操作中にテープの終了マーカーに達しました。 |
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操作中に filemark に達しました。 |
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マルチボリューム・パーティション内の新規テープでは、ブロック・サイズが正しくありません。 |
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ドライブに含まれているテープが交換または取り外されました。 |
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操作中にデータの終了マーカーに到達しました。 |
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ドライブにメディアがありません。 |
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テープ ドライバーは、要求された関数をサポートしていません。 |
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テープをパーティション分割できませんでした。 |
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操作中に設定マークに達しました。 |
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取り出し機構をロックできませんでした。 |
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テープのアンロードに失敗しました。 |
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メディアの書き込みが禁止されています。 |
注釈
一部のテープ デバイスでは、特定のテープ操作がサポートされていません。 テープ デバイスの機能を確認するには、テープ デバイスのドキュメントを参照し、 GetTapeParameters 関数を使用します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winbase.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |