IWbemClassObject::GetPropertyOrigin メソッド (wbemcli.h)
IWbemClassObject::GetPropertyOrigin メソッドは、特定のプロパティが導入されたクラスの名前を取得します。 継承階層が深いクラスの場合、どのプロパティがどのクラスで宣言されたかを把握するのが望ましいことが多々あります。 たとえば、基底クラスの場合と同様に、 オブジェクトが親クラスから継承されない場合は、現在のクラス名が返されます。
構文
HRESULT GetPropertyOrigin(
[in] LPCWSTR wszName,
[out] BSTR *pstrClassName
);
パラメーター
[in] wszName
所有クラス名が必要なプロパティ名。 これは、読み取り専用として扱われる有効な LPCWSTR を指す必要があります。
[out] pstrClassName
親クラス名を受け取る新しい BSTR のアドレスへのポインター。 クライアント プロセスでメモリ リークを防ぐために、呼び出し元は名前が不要になったときに SysFreeString を呼び出す必要があります。 このパラメーターは、メソッドが呼び出される前に有効な文字列を指す必要はありません。これは出力パラメーターであり、呼び出しの完了後にこのポインターの割り当てが解除されません。
戻り値
このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemcli.h (Wbemidl.h を含む) |
Library | WbemUuid.lib |
[DLL] | CIMWin32.dll;Esscli.dll;Fastprox.dll。FrameDyn.dll;FrameDynOS.dll;Krnlprov.dll;Ncprov.dll;Wbemcore.dll;Wbemess.dll;Wmipiprt.dll |