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IWbemBackupRestoreEx::P ause メソッド (wbemcli.h)

IWbemBackupRestoreEx::P ause メソッドは、Windows Management Instrumentation (WMI) リポジトリからの書き込み操作をロックアウトし、読み取り操作がブロックされる可能性があります。

構文

HRESULT Pause();

戻り値

このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。

解説

Pause メソッドを実装するときは、Resume メソッドをできるだけ早く呼び出す必要があります。 Resume が 15 分以内に呼び出されない場合は、自動的に呼び出されます。 最初に Resume を呼び出さずに同じオブジェクトに対して Pause を 2 回呼び出すと失敗します。 2 つのオブジェクトに対して 同時に Pause を呼び出すと、最初のオブジェクトで Resume が呼び出されるまで、2 番目のオブジェクトがロックアップする可能性があります。

メモPause メソッドを実装するには、クライアント ユーザーが メソッドを呼び出す前にSE_BACKUP_NAMEが必要です。
 

次の C++ の例は、 IWbemBackupRestoreEx::P ause メソッドを正しく呼び出す方法を示しています。

// The pInt variable is of type IWbemBackupRestoreEx*
pInt->Pause();

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wbemcli.h (Wbemidl.h を含む)
Library Wbemuuid.lib
[DLL] Wbemsvc.dll

関連項目

IWbemBackupRestoreEx