IVssCreateExpressWriterMetadata::SetBackupSchema メソッド (vswriter.h)
高速ライターがライター メタデータ ドキュメントに参加できるバックアップ操作の種類を示すために使用されます。
構文
HRESULT SetBackupSchema(
[in] DWORD dwSchemaMask
);
パラメーター
[in] dwSchemaMask
ライター がサポートVSS_BACKUP_SCHEMA バックアップ操作の種類を指定する列挙値のビットマスク。
戻り値
このメソッドの有効なリターン コードを次に示します。
値 | 意味 |
---|---|
|
エラー メッセージを正常に設定しました。 |
|
バックアップ スキーマ引数が無効です。 |
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呼び出し元がメモリやその他のシステム リソースを使い切れている。 |
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XML ドキュメントが無効です。 詳細については、イベント ログを確認してください。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。 |
注釈
SetBackupSchema によってスキーマが明示的に設定されていない場合、高速ライターには既定値の VSS_BS_UNDEFINED が割り当てられます。 VSS_BS_UNDEFINED は、ライターがファイル全体の単純な完全バックアップと復元のみをサポートし ( VSS_BT_FULLで定義)、増分バックアップまたは差分バックアップはサポートされておらず、部分ファイルはサポートされていないことを意味します。 高速ライターでは、 VSS_BS_UNDEFINED、 VSS_BS_COPY 、 VSS_BS_INDEPENDENT_SYSTEM_STATE のバックアップ スキーマの種類のみがサポートされます。
リクエスターは IVssExamineWriterMetadata::GetBackupSchema を呼び出して、 SetBackupSchema によって設定されたライターのバックアップ スキーマを取得します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vswriter.h (Vss.h、VsWriter.h を含む) |
Library | VssApi.lib |