IVssSoftwareSnapshotProvider::IsVolumeSnapshotted メソッド (vsprov.h)
指定したボリュームにシャドウ コピーが存在するかどうかを判断します。
構文
HRESULT IsVolumeSnapshotted(
[in] VSS_PWSZ pwszVolumeName,
[out] BOOL *pbSnapshotsPresent,
[out] LONG *plSnapshotCompatibility
);
パラメーター
[in] pwszVolumeName
ボリューム名を含む Null で終わるワイド文字列。 名前は次のいずれかの形式にする必要があり、末尾に円記号 (\) を含める必要があります。
- マウントされたフォルダーのパス (Y:\MountX\ など)
- ドライブ文字 (D:\ など)
- \\?\Volume{GUID}\ という形式のボリューム GUID パス (GUID はボリュームを識別します)
[out] pbSnapshotsPresent
ボリュームにシャドウ コピーがある場合は TRUE 、ボリュームにシャドウ コピーがない場合は FALSE を 受け取ります。
[out] plSnapshotCompatibility
ボリュームにシャドウ コピーがある場合、特定のボリューム制御操作またはファイル I/O 操作が特定のボリュームに対して無効になっているかどうかを示すVSS_SNAPSHOT_COMPATIBILITY値のビットマスク。
戻り値
このメソッドの有効なリターン コードを次に示します。
値 | 意味 |
---|---|
|
要求された情報が正常に返されました。 |
|
呼び出し元が十分なバックアップ特権を持っていないか、管理者ではありません。 |
|
パラメーター値の 1 つが無効です。 |
|
呼び出し元がメモリやその他のシステム リソースを使い切れている。 |
|
指定されたボリュームが見つかりませんでした。 |
|
プロバイダー エラー。 プロバイダーがイベント ログにエラーを記録しました。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。 |
|
予期しないエラー。 エラー コードは、エラー ログ ファイルに記録されます。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。
Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP: この値は、Windows Server 2008 R2 と Windows 7 まではサポートされません。 代わりに E_UNEXPECTED が使用されます。 |
注釈
選択したボリュームに対してボリューム制御操作またはファイル I/O 操作が無効にされていない場合、 plSnapshotCapability によって返される選択されたボリュームのシャドウ コピー機能は 0 になります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vsprov.h |
Library | VssApi.lib |