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IVssProviderCreateSnapshotSet::P ostFinalCommitSnapshots メソッド (vsprov.h)

PostFinalCommitSnapshots メソッドは、シャドウ コピーの自動回復をサポートしています。 VSS は、このメソッドを呼び出して、要求者が IVssBackupComponents::BreakSnapshotSet を呼び出すまで、ボリュームが読み取り専用になったことをプロバイダーに通知します。

構文

HRESULT PostFinalCommitSnapshots(
  [in] VSS_ID SnapshotSetId
);

パラメーター

[in] SnapshotSetId

シャドウ コピー セットを識別する VSS_ID

戻り値

リターン コード/値 Description
S_OK
0x000000000L
操作が正常に完了しました。
E_OUTOFMEMORY
0x8007000EL
メモリ不足またはその他のシステム リソース。
E_INVALIDARG
0x80070057L
パラメーター値の 1 つが無効です。
VSS_E_PROVIDER_VETO
0x80042306L
予期しないプロバイダー エラーが発生しました。 これが返された場合は、アプリケーション イベント ログのエントリでエラーを記述し、問題を解決する方法に関する情報をユーザーに提供する必要があります。
 

他の値が返された場合、VSS はイベント ログにイベントを書き込み、エラーを VSS_E_UNEXPECTED_PROVIDER_ERRORに変換します。

解説

このメソッドは、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) で 自動回復 機能が導入されたときにバイナリ互換性を有効にするために、Windows Server 2003 で追加されました。

メモ Windows Server 2003 の場合、ハードウェア プロバイダーは、次の例を使用してこのメソッドを実装することをお勧めします。
 
HRESULT PostFinalCommitSnapshots(
    VSS_ID     /* SnapshotSetId */
)
{
    return S_OK;
}

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008、Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vsprov.h

関連項目

IVssProviderCreateSnapshotSet