IVssProviderCreateSnapshotSet::P ostFinalCommitSnapshots メソッド (vsprov.h)
PostFinalCommitSnapshots メソッドは、シャドウ コピーの自動回復をサポートしています。 VSS は、このメソッドを呼び出して、要求者が IVssBackupComponents::BreakSnapshotSet を呼び出すまで、ボリュームが読み取り専用になったことをプロバイダーに通知します。
構文
HRESULT PostFinalCommitSnapshots(
[in] VSS_ID SnapshotSetId
);
パラメーター
[in] SnapshotSetId
シャドウ コピー セットを識別する VSS_ID 。
戻り値
リターン コード/値 | Description |
---|---|
|
操作が正常に完了しました。 |
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メモリ不足またはその他のシステム リソース。 |
|
パラメーター値の 1 つが無効です。 |
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予期しないプロバイダー エラーが発生しました。 これが返された場合は、アプリケーション イベント ログのエントリでエラーを記述し、問題を解決する方法に関する情報をユーザーに提供する必要があります。 |
他の値が返された場合、VSS はイベント ログにイベントを書き込み、エラーを VSS_E_UNEXPECTED_PROVIDER_ERRORに変換します。
解説
このメソッドは、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) で 自動回復 機能が導入されたときにバイナリ互換性を有効にするために、Windows Server 2003 で追加されました。
メモ Windows Server 2003 の場合、ハードウェア プロバイダーは、次の例を使用してこのメソッドを実装することをお勧めします。
HRESULT PostFinalCommitSnapshots(
VSS_ID /* SnapshotSetId */
)
{
return S_OK;
}
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008、Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vsprov.h |