IVssFileShareSnapshotProvider::BeginPrepareSnapshot メソッド (vsprov.h)
VSS は、シャドウ コピー セットに追加される各シャドウ コピーに対してこのメソッドを呼び出します。
構文
HRESULT BeginPrepareSnapshot(
[in] VSS_ID SnapshotSetId,
[in] VSS_ID SnapshotId,
[in] VSS_PWSZ pwszSharePath,
[in] LONG lNewContext,
[in] VSS_ID ProviderId
);
パラメーター
[in] SnapshotSetId
シャドウ コピー セット識別子。
[in] SnapshotId
作成するシャドウ コピーの識別子。
[in] pwszSharePath
ファイル共有パス。
[in] lNewContext
シャドウ コピー セットのコンテキスト。 このコンテキストは、 _VSS_VOLUME_SNAPSHOT_ATTRIBUTES 値のビットマスクで構成されます。
[in] ProviderId
プロバイダー ID。
戻り値
このメソッドの有効なリターン コードを次に示します。
値 | 意味 |
---|---|
|
シャドウ コピーが正常に作成されました。 |
|
呼び出し元が十分なバックアップ特権を持っていないか、管理者ではありません。 |
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パラメーター値の 1 つが無効です。 |
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呼び出し元がメモリやその他のシステム リソースを使い切れている。 |
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指定されたボリュームが見つかりませんでした。 |
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プロバイダー エラー。 プロバイダーがイベント ログにエラーを記録しました。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。 |
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指定されたコンテキストはサポートされていません。 |
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プロバイダーは、指定されたボリュームをサポートしていません。 |
|
予期しないエラー。 エラー コードは、エラー ログ ファイルに記録されます。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。
Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP: この値は、Windows Server 2008 R2 と Windows 7 まではサポートされません。 代わりに E_UNEXPECTED が使用されます。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8.1 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vsprov.h |
Library | VssApi.lib |