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IUIAutomationTextRange3::GetEnclosingElementBuildCache メソッド (uiautomationclient.h)

1 回のクロスプロセス呼び出しで、テキスト範囲内の要素の外側の要素と指定されたプロパティとパターンを取得します。 これは GetEnclosingElement を呼び出すことと同じですが、標準のビルド キャッシュ パターンが追加されます。

構文

HRESULT GetEnclosingElementBuildCache(
  [in]          IUIAutomationCacheRequest *cacheRequest,
  [out, retval] IUIAutomationElement      **enclosingElement
);

パラメーター

[in] cacheRequest

キャッシュするプロパティとコントロール パターンを指定する IUIAutomationCacheRequest

[out, retval] enclosingElement

指定された cacheRequest の条件を満たす場合は、テキスト範囲の外側の要素 (およびプロパティ/パターン) を返します。

戻り値

成功した場合はS_OKを返します。それ以外の場合は HRESULT エラー コードを返します。

注釈

GetEnclosingElement の設計に従います。

  • テキスト範囲の最も内側を囲む、包括的な要素と、 要素の指定されたプロパティを取得します。
呼び出しが成功した結果、UI オートメーションクライアントは、cacheRequest で提供される IUIAutomationElement の "Cached" API (IUIAutomationElement::GetCachedPropertyValue など) を呼び出すことができるようになります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10、バージョン 1703 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー サポートなし
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationclient.h (UIAutomation.h を含む)

こちらもご覧ください

IUIAutomationTextRange3

テキスト コンテンツのUI オートメーションサポート