ITextRange::GetChar メソッド (tom.h)
範囲の開始位置にある文字を取得します。
構文
HRESULT GetChar(
long *pChar
);
パラメーター
pChar
種類: long*
範囲の開始文字位置。
戻り値
種類: HRESULT
メソッドは HRESULT 値を返します。 メソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 pChar が null の場合、メソッドは失敗し、E_INVALIDARGを返します。
解説
次の Microsoft Visual Basic の例では、範囲の先頭にある文字と同じ ch を設定します。
ch = r.Char
同様に、 ITextRange::SetChar は 範囲の先頭の文字を指定した文字で上書きします。 これらのメソッドによって取得および設定される文字は LONG 変数であり、バッキング ストアに格納される方法 (バイト、単語、可変長など) を非表示にし、 BSTR を使用する必要はありません。
Char プロパティは、文字コレクションで実行できるほとんどの処理を実行できますが、次の 2 つの大きな利点があります。
- 親の範囲に制限されるのではなく、親ストーリー内の任意の文字を参照できます。
- 範囲オブジェクトの代わりに LONGが関係するため、大幅に高速です。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tom.h |
[DLL] | Msftedit.dll |
関連項目
概念
リファレンス