ITextPara::SetKeepWithNext メソッド (tom.h)
範囲内の段落間で改ページを許可するかどうかを制御します。
構文
HRESULT SetKeepWithNext(
[in] long Value
);
パラメーター
[in] Value
型: long
範囲の段落間で改ページを使用できるかどうかを示します。 次のいずれかの値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
|
段落間の改ページは許可されません。 |
|
段落間で改ページを許可します。 |
|
プロパティは未定義です。 |
戻り値
型: HRESULT
ITextPara::SetKeepWithNext が成功すると、S_OKが返されます。 メソッドが失敗した場合は、次のいずれかの COM エラー コードを返します。 COM エラー コードの詳細については、「COM でのエラー処理」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
説明 |
|
引数が無効です。 |
|
書き込みアクセスが拒否されました。 |
|
メモリ不足です。 |
|
段落書式オブジェクトは、削除された範囲にアタッチされます。 |
解説
このプロパティは、PARAFORMAT2構造体で説明されている PFE_KEEPNEXT 効果に対応します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tom.h |
[DLL] | Msftedit.dll |
関連項目
概念
リファレンス