SystemTimeToTzSpecificLocalTime 関数 (timezoneapi.h)
協定世界時 (UTC) の時刻を、指定したタイム ゾーンの対応する現地時刻に変換します。
構文
BOOL SystemTimeToTzSpecificLocalTime(
[in, optional] const TIME_ZONE_INFORMATION *lpTimeZoneInformation,
[in] const SYSTEMTIME *lpUniversalTime,
[out] LPSYSTEMTIME lpLocalTime
);
パラメーター
[in, optional] lpTimeZoneInformation
対象のタイム ゾーンを指定する TIME_ZONE_INFORMATION 構造体へのポインター。
lpTimeZone が NULL の場合、関数は現在アクティブなタイム ゾーンを使用します。
[in] lpUniversalTime
変換する UTC 時刻を指定する SYSTEMTIME 構造体へのポインター。 関数は、このユニバーサル時刻を、指定したタイム ゾーンの対応する現地時刻に変換します。
[out] lpLocalTime
ローカル時刻を受け取る SYSTEMTIME 構造体へのポインター。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になり、lpLocalTime によって指される SYSTEMTIME 構造体のメンバーが適切なローカル時刻値に設定されます。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
SystemTimeToTzSpecificLocalTime 関数は、システム時刻を変換する現地時刻に夏時間 (DST) が有効かどうかを考慮します。
SystemTimeToTzSpecificLocalTime 関数は、次の条件下で現地時刻を正しく計算しない可能性があります。
- タイム ゾーンでは、旧年と新年に対して異なる UTC オフセットが使用されます。
- 変換する UTC 時刻と計算される現地時刻は、異なる年です。
例
例については、「 Last-Write 時刻の取得」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | timezoneapi.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |