ITextStoreACP::SetSelection メソッド (textstor.h)
ITextStoreACP::SetSelection メソッドは、ドキュメント内のテキストを選択します。 このメソッドを呼び出す前に、アプリケーションにドキュメントの読み取り/書き込みロックが必要です。
構文
HRESULT SetSelection(
[in] ULONG ulCount,
[in] const TS_SELECTION_ACP *pSelection
);
パラメーター
[in] ulCount
pSelection 内のテキスト選択の数を指定します。
[in] pSelection
TS_SELECTION_ACP構造体で選択したテキストのスタイル、開始、終了の文字位置を指定します。
開始文字と終了文字の位置が等しい場合、メソッドはその文字位置にキャレットを配置します。 ドキュメントには一度に 1 つのキャレットしか存在できません。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
値 | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
|
未指定のエラーが発生しました。 |
|
指定された文字位置は、文書内のテキストを超えています。 |
|
呼び出し元に読み取り/書き込みロックがありません。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | textstor.h |
[DLL] | Msctf.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows 2000 Professional の TSF 1.0 |