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InstallELAMCertificateInfo 関数 (sysinfoapi.h)

リソース ファイルで指定された証明書情報をインストールします。これは、ビルド時に ELAM ドライバーにリンクされます。 この API は、マルウェア対策ソフトウェアのユーザー モード サービスを保護された状態で起動するために、マルウェア対策ベンダーによって使用されます。 詳細については、「 マルウェア対策サービスの保護」を参照してください。

構文

BOOL InstallELAMCertificateInfo(
  [in] HANDLE ELAMFile
);

パラメーター

[in] ELAMFile

証明書情報を含むリソース ファイルを含む ELAM ドライバー ファイルへのハンドル。 ELAM ドライバー ファイルへのハンドルは、読み取りアクセス専用に開く必要があり、書き込みアクセス用に共有することはできません。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。

関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

マルウェア対策ベンダーは、この API を使用して、保護されたとして起動する必要があるマルウェア対策ユーザー モード サービスを登録できます。 hElamFile パラメーターで指定されたファイル ハンドルは、読み取りアクセス専用に開く必要があり、書き込みアクセスでは共有できないことに注意してください。

詳細については、「 マルウェア対策サービスの保護」を参照してください。

コード例:

HANDLE FileHandle = NULL;

FileHandle = CreateFile(<Insert Elam driver file name>,
                        FILE_READ_DATA,
                        FILE_SHARE_READ,
                        NULL,
                        OPEN_EXISTING,
                        FILE_ATTRIBUTE_NORMAL,
                        NULL
                        );

if (InstallElamCertificateInfo(FileHandle) == FALSE)
{
    Result = GetLastError();
    goto exitFunc;
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー sysinfoapi.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll