PTIMERAPCROUTINE コールバック関数 (synchapi.h)
アプリケーション定義のタイマー完了ルーチン。 SetWaitableTimer 関数を呼び出すときに、このアドレスを指定します。 PTIMERAPCROUTINE 型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 TimerAPCProc は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。
構文
PTIMERAPCROUTINE Ptimerapcroutine;
void Ptimerapcroutine(
[in, optional] LPVOID lpArgToCompletionRoutine,
[in] DWORD dwTimerLowValue,
[in] DWORD dwTimerHighValue
)
{...}
パラメーター
[in, optional] lpArgToCompletionRoutine
SetWaitableTimer 関数の lpArgToCompletionRoutine パラメーターを使用して関数に渡される値。
[in] dwTimerLowValue
タイマーが通知された UTC ベースの時刻の下位部分。 この値は、FILETIME 構造体の dwLowDateTime メンバーに対応します。 UTC ベースの時刻の詳細については、「 システム時刻」を参照してください。
[in] dwTimerHighValue
タイマーが通知された UTC ベースの時刻の高次部分。 この値は、FILETIME 構造体の dwHighDateTime メンバーに対応します。
戻り値
なし
解説
完了ルーチンは、 SetWaitableTimer を使用してタイマーをアクティブにするスレッドによって実行されます。 ただし、スレッドはアラート可能な状態である必要があります。 詳細については、「 非同期プロシージャ呼び出し」を参照してください。
例
例については、「 非同期プロシージャ呼び出しでの待機可能タイマーの使用」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | synchapi.h (Windows.h を含む) |