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ResUtilGetEnvironmentWithNetName 関数 (resapi.h)

リソースがクラスター ネットワーク名を使用してその場所を識別するように、リソースの環境データを調整します。 リソースは ネットワーク名 リソースに依存している必要があります。 PRESUTIL_GET_ENVIRONMENT_WITH_NET_NAME型は、この関数へのポインターを定義します。

構文

LPVOID ResUtilGetEnvironmentWithNetName(
  [in] HRESOURCE hResource
);

パラメーター

[in] hResource

ネットワーク名リソースに依存するリソースを処理します。

戻り値

操作が成功した場合、この関数は環境ブロックへのポインターを返します。

操作が失敗した場合、関数は NULL を返します。 詳細については、 GetLastError を呼び出します。

注釈

ResUtilGetEnvironmentWithNetName 関数は、環境変数を現在の環境ブロックに追加します。 次の効果を実現するために、リソースを起動するときに、返された環境ブロックを CreateProcess に渡します。

  • クライアントと クラスター は、ネットワーク名リソースの名前を使用してリソースを見つけることができます。
  • リソースが GetComputerNameGetComputerNameEx、または gethostbyname を呼び出すと、現在リソースをホストしているノードに関係なく、ネットワーク名が返されます。
hResource によって識別されるリソースがネットワーク名リソースに依存していない場合、ResUtilGetEnvironmentWithNetNameNULL を返します。

ResUtilFreeEnvironment を使用して、環境ブロックを破棄します。

リソース DLL エントリ ポイント関数から ResUtilGetEnvironmentWithNetName を 呼び出さないでください。 ResUtilGetEnvironmentWithNetName は 、ワーカー スレッドから安全に呼び出すことができます。 詳細については、「 リソース DLL での回避する関数呼び出し」を参照してください

要件

要件
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 Enterprise、Windows Server 2008 Datacenter
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー resapi.h
Library ResUtils.lib
[DLL] ResUtils.dll

こちらもご覧ください

ResUtilSetResourceServiceEnvironment