SetContextPropertyValue 関数 (recapis.h)

認識エンジンコンテキストにプロパティを追加します。

プロパティが既に存在する場合、その値は変更されます。

構文

HRESULT SetContextPropertyValue(
  HRECOCONTEXT hrc,
  GUID         *pGuid,
  ULONG        cbSize,
  BYTE         *pProperty
);

hrc

認識エンジンコンテキストへのハンドル。

pGuid

設定するプロパティ。定義済みのプロパティグローバル一意識別子 (GUID) またはアプリケーション定義プロパティ GUID を指定します。定義済みのプロパティの一覧については、「認識プロパティ GUID」を参照してください。

cbSize

pProperty バッファーのサイズ (バイト単位)。

pProperty

プロパティ値を含むバッファー。

この関数は、これらの値のいずれかを返すことができます。

リターンコード	説明
S_OK	正常終了しました。
E_FAIL	未指定のエラーが発生しました。
E_POINTER	pGUID が無効であるか、cbSize が非常に大きく無効な値に設定されています。
TPC_E_INVALID_PROPERTY	pGUID が無効です。
E_INVALIDARG	cbSize が無効です。
S_FALSE	プロパティ値が既に有効になっているときにプロパティ値を設定しようとした場合に返されます。

SetContextPropertyValue 関数は省略可能です。

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップアプリのみ]
サポートされている最小のサーバー	サポートなし
対象プラットフォーム	Windows
ヘッダー	recapis.h
[DLL]	inkobjcore.dll