InitPropVariantVectorFromPropVariant 関数 (propvarutil.h)
別の PROPVARIANT に格納されている値を使用して、 PROPVARIANT 構造体のベクター要素を初期化します。
構文
PSSTDAPI InitPropVariantVectorFromPropVariant(
[in] REFPROPVARIANT propvarSingle,
[out] PROPVARIANT *ppropvarVector
);
パラメーター
[in] propvarSingle
型: REFPROPVARIANT
1 つの値を含むソース PROPVARIANT 構造体への参照。
[out] ppropvarVector
型: PROPVARIANT*
この関数が戻るとき、 には初期化された PROPVARIANT 構造体が 含まれます。
戻り値
種類: HRESULT
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
この関数は、1 つの値を含む PROPVARIANT 構造体をベクター値に変換するために使用されます。
単純なソース型の場合、この関数は PROPVARIANT を 1 つの要素のベクトルとして初期化します。
文字列を含むソースの場合、この関数は、セミコロンを区切り記号として扱って、ソース文字列から取得された 0 個以上の部分文字列で PROPVARIANT を初期化します。 詳細については、「 InitPropVariantFromStringAsVector 」を参照してください。
次の入力タイプがサポートされています。
- VT_I2
- VT_UI2
- VT_I4
- VT_UI4
- VT_I8
- VT_UI8
- VT_R8
- VT_BOOL
- VT_DATE
- VT_FILETIME
- VT_BSTR
- VT_LPWSTR
例
大規模なプログラムの一部として含める次の例では、 InitPropVariantVectorFromPropVariant を使用する方法を示します。
// PROPVARIANT propvarSource;
// Assume propvarSource is initialized and valid.
if (PropVariantGetElementCount(propvarSource) == 1)
{
PROPVARIANT propvar;
HRESULT hr = InitPropVariantVectorFromPropVariant(propvarSource, &propvar);
if (SUCCEEDED(hr))
{
// propvar now is valid and is either VT_EMPTY or contains a vector.
PropVariantClear(&propvar);
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propvarutil.h |
Library | Propsys.lib |
[DLL] | Propsys.dll (バージョン 6.0 以降) |
再頒布可能パッケージ | Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0 |