IPersistSerializedPropStorage::GetPropertyStorage メソッド (propsys.h)
プロパティ ストア インスタンスからシリアル化されたプロパティ ストレージ データを取得します。
構文
HRESULT GetPropertyStorage(
[out] SERIALIZEDPROPSTORAGE **ppsps,
[out] DWORD *pcb
);
パラメーター
[out] ppsps
型: SERIALIZEDPROPSTORAGE**
このメソッドから制御が戻るときに、シリアル化されたプロパティ ストレージ データへのポインターのアドレスが格納されます。
[out] pcb
型: DWORD*
このメソッドから制御が戻るときに、 ppsps が指すシリアル化されたプロパティ ストレージ データに含まれるバイト数が格納されます。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
SERIALIZEDPROPSTORAGE 型は、Propsys.h で不完全な型として定義されています。 BYTE 値の配列として扱う必要があります。返されるデータの形式が指定されていません。 SERIALIZEDPROPSTORAGE 構造体の内容は、ディスクまたはその他のストレージへの永続化に適しており、IPersistSerializedPropStorage::SetPropertyStorage を使用して別のプロパティ ストアを初期化するために使用できます。
メモIPersistSerializedPropStorage::GetPropertyStorage を呼び出して後で CoTaskMemFree を呼び出し、不要になったときに ppsps で参照されるメモリを解放するのは、アプリケーションの役割です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propsys.h |