次の方法で共有


PrjDeleteFile 関数 (projectedfslib.h)

プロバイダーがローカル ファイル システムにキャッシュされている項目を削除できるようにします。

構文

HRESULT PrjDeleteFile(
  [in]            PRJ_NAMESPACE_VIRTUALIZATION_CONTEXT namespaceVirtualizationContext,
  [in]            PCWSTR                               destinationFileName,
  [in, optional]  PRJ_UPDATE_TYPES                     updateFlags,
  [out, optional] PRJ_UPDATE_FAILURE_CAUSES            *failureReason
);

パラメーター

[in] namespaceVirtualizationContext

仮想化インスタンスの不透明なハンドル。

[in] destinationFileName

削除するファイルまたはディレクトリへの仮想化ルートに対する相対パスを指定する null で終わる Unicode 文字列。

[in, optional] updateFlags

削除操作を制御するためのフラグは、ファイルの状態を指定して許可する必要があります。

[out, optional] failureReason

削除が失敗した理由を説明するコードを受け取るオプションのポインター。

戻り値

HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_FILE_SYSTEM_VIRTUALIZATION_INVALID_OPERATION) エラーが返された場合、アイテムの状態と updateFlags の値が原因で更新に失敗しました。 failureReason を指定すると、エラーの理由が記述されます。

注釈

アイテムがまだプロバイダーのバッキング ストアにある場合は、ローカル ファイル システムから削除すると、仮想アイテムに変更されます。

このルーチンは、仮想ファイルまたはディレクトリで呼び出すことができません。

削除するファイル/ディレクトリが "プレースホルダー" 以外の状態の場合、プロバイダーは updateFlags パラメーターで PRJ_UPDATE_TYPES 値の適切な組み合わせを指定する必要があります。 これにより、データが誤って失われるのを防ぐことができます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 Version 1809 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー projectedfslib.h