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IPortableDeviceResources::CreateResource メソッド (portabledeviceapi.h)

CreateResource メソッドは、リソースを作成します。

構文

HRESULT CreateResource(
  [in]  IPortableDeviceValues *pResourceAttributes,
  [out] IStream               **ppData,
  [out] DWORD                 *pdwOptimalWriteBufferSize,
  [out] LPWSTR                *ppszCookie
);

パラメーター

[in] pResourceAttributes

次のオブジェクト パラメーター属性へのポインター。

属性 説明
WPD_OBJECT_NAME オブジェクト名。
WPD_RESOURCE_ATTRIBUTE_TOTAL_SIZE リソース データ ストリームの合計サイズ。
WPD_RESOURCE_ATTRIBUTE_FORMAT リソース データ ストリームの形式。
WPD_RESOURCE_ATTRIBUTE_RESOURCE_KEY リソース キー。

[out] ppData

呼び出し元がリソース データを書き込むことができるストリームへのポインター。

[out] pdwOptimalWriteBufferSize

ストリームへの書き込み時に最適なバッファー サイズを指定する値へのポインター。 このパラメーターは省略可能です。

[out] ppszCookie

リソース作成要求を識別する Cookie へのポインター。 このパラメーターは省略できます。

戻り値

このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが成功しました。
E_POINTER
引数の少なくとも 1 つが NULL ポインターでした。

解説

アプリケーションがこのメソッドを呼び出すときは、リソース属性を指定する必要があり、このメソッドが返すストリームに必要なデータを書き込む必要があります。

メソッドから戻るときにリソースは作成されません。これは、ppData が指すストリームで Commit メソッドを呼び出して、アプリケーションがデータをコミットしたときに作成されます。

リソースへのデータ転送を取り消すには、アプリケーションで ppData がポイントするストリームで Revert メソッドを呼び出す必要があります。 転送が取り消されたら、アプリケーションは IUnknown::Release を呼び出してストリームを閉じる必要があります。

必要条件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー portabledeviceapi.h
Library PortableDeviceGUIDs.lib

関連項目

IPortableDeviceResources インターフェイス