SystemTimeToVariantTime 関数 (oleauto.h)
システム時刻をバリアント形式に変換します。
構文
INT SystemTimeToVariantTime(
[in] LPSYSTEMTIME lpSystemTime,
[out] DOUBLE *pvtime
);
パラメーター
[in] lpSystemTime
システム時刻。
[out] pvtime
バリアント型の時刻。
戻り値
関数は成功すると TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返します。
注釈
バリアント型の時刻は、1900 年 1 月 1 日から 9999 年 12 月 31 日までの日付を表す 8 バイトの実値 (double) として格納されます。 値 2.0 は 1900 年 1 月 1 日を表します。3.0 は 1900 年 1 月 2 日などを表します。 値に 1 を追加すると、日付が日単位でインクリメントされます。 値の小数部は、時刻を表します。 したがって、2.5 は 1900 年 1 月 1 日の正午を表します。3.25 は、1900 年 1 月 2 日の午前 6 時を表します。 負の数値は、1899 年 12 月 30 日より前の日付を表します。
バリアント時間は 1 秒に解決されます。 入力日のミリ秒は無視されます。
注意
バリアント型の時間を使用する場合は、閏年に追加された追加の日に注意してください。これにより、未処理の場合に予期しない結果が発生する可能性があります。 詳細については、「 閏年の準備」を参照してください。
SYSTEMTIME 構造体は、次の理由で役立ちます。
- これは、すべての時間/日付期間にまたがっています。 MS-DOS の日付/時刻は、1980 年 1 月 1 日から 2107 年 12 月 31 日までの日付のみを表す場合に限定されます。
- 日付/時刻要素はすべて、ビットデコードを行わずに簡単にアクセスできます。
- National Data Support のデータと時刻の書式設定関数 GetDateFormat と GetTimeFormat は、 LPSYSTEMTIME 値を入力として受け取ります。
- これは、Windows でサポートされている既定の時刻/日付データ形式です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | oleauto.h |
Library | OleAut32.lib |
[DLL] | OleAut32.dll |