MSAAMENUINFO 構造体 (oleacc.h)
所有者が描画したメニュー項目の名前を公開するために、サーバー開発者によって使用されます。
構文
typedef struct tagMSAAMENUINFO {
DWORD dwMSAASignature;
DWORD cchWText;
LPWSTR pszWText;
} MSAAMENUINFO, *LPMSAAMENUINFO;
メンバー
dwMSAASignature
型: DWORD
oleacc.h で定義されているMSAA_MENU_SIGする必要があります。
cchWText
型: DWORD
Unicode null で終わる文字を 含まない 、メニュー項目のテキストの長さ (文字数)。
pszWText
種類: LPWSTR
Unicode の null で終わる文字を 含む 、Unicode のメニュー項目のテキスト。
注釈
MSAAMENUINFO 構造体を所有者が描画したメニュー項目データに関連付けることで、サーバー開発者は IAccessible を実装しなくてもメニュー項目を公開できます。
MSAAMENUINFO 構造体は、MENUITEMINFO 構造体の dwItemData メンバーが指す、所有者が描画したメニュー項目のデータを含む、アプリケーション固有の構造体 (またはクラス) の最初のメンバーです。
MSAAMENUINFO 構造体は、仮想関数を含むクラスのメンバーにすることはできません。これは、クラスの最初のメンバーは常に、仮想関数のテーブルへのコンパイラによって生成されるポインターであるためです。 この問題を回避するには、最初のメンバーとして MSAAMENUINFO を含む構造体を実装し、2 番目のメンバーとして仮想関数を持つ クラスへのポインターを実装します。これには、所有者が描画した項目データが含まれます。
例
次のコード フラグメントは、 MSAAMENUINFO を含むアプリケーション固有の所有者描画メニュー情報構造体の宣言を示しています。
// Application-specific owner-drawn menu info struct. Owner-drawn data
// is a pointer to one of these. MSAAMENUINFO must be the first
// member.
struct MenuEntry
{
MSAAMENUINFO m_MSAA; // MSAA info - must be first element.
LPTSTR m_pName; // Menu text, for display. NULL for
// separator item.
int m_CmdID; // Menu command ID.
int m_IconIndex; // Index of icon in bitmap.
};
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | oleacc.h |
再頒布可能パッケージ | SP6 以降および Windows 95 を使用した Windows NT 4.0 のアクティブなアクセシビリティ 1.3 RDK |