OleLoadFromStream 関数 (ole2.h)
ストリームからオブジェクトを読み込みます。
構文
HRESULT OleLoadFromStream(
[in] LPSTREAM pStm,
[in] REFIID iidInterface,
[out] LPVOID *ppvObj
);
パラメーター
[in] pStm
オブジェクトの読み込み元となるストリーム上の IStream インターフェイスへのポインター。
[in] iidInterface
呼び出し元がオブジェクトの読み込み後に通信するために使用するインターフェイス識別子 (IID)。
[out] ppvObj
riid で要求されたインターフェイス ポインターを受け取るポインター変数のアドレス。 正常に戻ると、*ppvObj には、新しく読み込まれたオブジェクトに要求されたインターフェイス ポインターが含まれます。
戻り値
この関数は、成功したS_OKを返します。 その他の使用可能な値は次のとおりです。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
操作のメモリが不足しています。 |
|
オブジェクトは、指定されたインターフェイスをサポートしていません。 |
この関数は、 ReadClassStm 関数と CoCreateInstance 関数、および IPersistStream::Load メソッドによって返されるエラー値を返すこともできます。
注釈
重要
セキュリティ上の注意: 信頼されていないデータを使用してこのメソッドを呼び出すことは、セキュリティ上のリスクです。 このメソッドは信頼されたデータでのみ呼び出してください。
ストリームの CLSID がCLSID_NULL場合、 ppvObj パラメーターは NULL に設定されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ole2.h (Ole2.h を含む) |
Library | Ole32.lib |
[DLL] | Ole32.dll |
API セット | ext-ms-win-com-ole32-l1-1-5 (Windows 10 バージョン 10.0.15063 で導入) |