NVME_CDW10_SECURITY_SEND_RECEIVE union (nvme.h)
セキュリティ送信とセキュリティ受信の管理 コマンドで使用されるパラメーターが含まれます。
Security Send コマンドは、コントローラーによって実行されるセキュリティ プロトコル固有のコマンドを含む NVME_CDW10_SECURITY_SEND_RECEIVE 構造を使用して、セキュリティ プロトコル データをコントローラーに転送します。 構造には、セキュリティ プロトコル コマンドに関連付けられているデータまたはパラメーターを含めることもできます。
Security Send コマンドによって送信されたセキュリティ プロトコル コマンドのホストに返される状態とデータは、Security Receive コマンドを使用して取得されます。 Security Receive コマンドは、以前にコントローラーに送信された 1 つ以上の Security Send コマンドの状態とデータの結果を転送します。 各 Security Receive コマンドは、セキュリティ プロトコルの規則で定義されている Security Send コマンドに対応する適切なデータを返します。 コントローラーとホスト間の通信が失われたり、コントローラーのリセットが発生した場合、セキュリティ受信コマンド データが保持されない場合があります。
Security Send コマンドと後続の Security Receive コマンドの関連付けは、セキュリティ プロトコル SECP フィールドに依存します。 転送されるデータの形式は、 SPC-4 で定義されているセキュリティ プロトコルに依存します。
NVME_CDW10_SECURITY_SEND_RECEIVE構造体は、Command 構造体の SECURITYSEND パラメーターと SECURITYRECEIVE パラメーターの CDW10 フィールドで使用されます。
構文
typedef union {
struct {
ULONG Reserved0 : 8;
ULONG SPSP : 16;
ULONG SECP : 8;
} DUMMYSTRUCTNAME;
ULONG AsUlong;
} NVME_CDW10_SECURITY_SEND_RECEIVE, *PNVME_CDW10_SECURITY_SEND_RECEIVE;
メンバー
DUMMYSTRUCTNAME
DUMMYSTRUCTNAME.Reserved0
DUMMYSTRUCTNAME.SPSP
SP Specific (SPSP) フィールドの値は、SPC-4 で定義されているセキュリティ プロトコルに固有です。
DUMMYSTRUCTNAME.SECP
セキュリティ プロトコル (SECP) フィールドは、SPC-4 で定義されているセキュリティ プロトコルを指定します。
セキュリティ プロトコルの予約値が指定されている場合、コントローラーは状態 がNVME_STATUS_INVALID_FIELD_IN_COMMANDコマンドに失敗します。
AsUlong
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
Header | nvme.h |