IXMLHTTPRequest2Callback::OnResponseReceived メソッド (msxml6.h)
クライアントがサーバーから完全な応答を受信したときに発生します。
構文
HRESULT OnResponseReceived(
[in, optional] IXMLHTTPRequest2 *pXHR,
[in, optional] ISequentialStream *pResponseStream
);
パラメーター
[in, optional] pXHR
最初の HTTP 要求オブジェクト
[in, optional] pResponseStream
受信する応答ストリーム。 クライアントは ISequentialStream::Read を呼び出してデータの処理を開始することも、後で処理するために pResponseStream への参照を格納することもできます。 この応答ストリームは、読み取りと書き込みの同時操作を防止するストリーム同期オブジェクトにラップされるため、アプリケーションでカスタム同期を実装する必要はありません。
戻り値
成功すると S_OK を返します。
注釈
このイベントが発生すると、アプリケーションは HTTP 応答からのデータの処理を開始できます。 以前 の OnDataAvailable イベントが発生した場合、このイベントが発生する前に処理が開始される可能性があります。
OnError が呼び出されない限り、OnResponseReceived の呼び出しは最終的なコールバックです。 クライアントは、 IXMLHTTPRequest2 オブジェクトへの参照の解放など、必要なクリーンアップを実行する必要があります。
カスタム ストリームは、OnResponseReceived が発生する前に書き込まれた 0 バイトを指定する ISequentialStream::Write の呼び出しを受け取ります。 クライアントは、カスタム ストリームで ISequentialStream::Read を呼び出す代わりに Write 呼び出しからデータを直接処理でき、0 バイトの Write 呼び出しに依存して応答が受信されたことを示すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ],MSXML 6.0 以降 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msxml6.h |