IScheduledWorkItem::GetRunTimes メソッド (mstask.h)
[[この API は、以降のバージョンのオペレーティング システムまたは製品で変更または使用できない場合があります。 代わりに タスク スケジューラ 2.0 インターフェイス を使用してください。] ]
指定した期間の 作業項目 の実行時間を取得します。
構文
HRESULT GetRunTimes(
[in] const LPSYSTEMTIME pstBegin,
[in] const LPSYSTEMTIME pstEnd,
[in, out] WORD *pCount,
[out] LPSYSTEMTIME *rgstTaskTimes
);
パラメーター
[in] pstBegin
チェックする期間の開始時刻を含む SYSTEMTIME 構造体へのポインター。 この値は包含値です。
[in] pstEnd
チェックする期間の終了時刻を含む SYSTEMTIME 構造体へのポインター。 この値は排他的です。 この値に NULL が渡された場合、終了時刻は無限になります。
[in, out] pCount
取得する実行回数を指定する WORD 値へのポインター。
入力時に、このパラメーターには要求された実行回数が含まれます。 これは、1 ~ TASK_MAX_RUN_TIMESの範囲で指定できます。
出力時に、このパラメーターには取得された実行回数が含まれます。
[out] rgstTaskTimes
SYSTEMTIME 構造体の配列へのポインター。 NULL LPSYSTEMTIME オブジェクトをこのパラメーターに渡す必要があります。 戻り値の場合、この配列には pCount の実行時間が含まれます。 この配列は、 CoTaskMemFree 関数を呼び出すことによって解放する必要があります。
戻り値
GetRunTimes メソッドは、次のいずれかの値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
要求された実行回数が取得されました。 |
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メソッドは成功しましたが、取得された要求された実行回数より少なくなります。 取得された実行回数は、 pCount が指す値に含まれます。 取得された実行回数が 0 の場合、指定された期間中に作業項目が実行される原因となるイベント ベースのトリガーもありません。 |
|
作業項目は有効ですが、有効なトリガーはありません。 |
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作業項目が無効になっています。 |
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1 つ以上の引数が無効です。 |
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結果を計算するのに十分なメモリがありません。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mstask.h |
Library | Mstask.lib |
[DLL] | Mstask.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows NT 4.0 および Windows 95 のインターネット エクスプローラー 4.0 以降 |