IInkRecognizerContext::IsStringSupported メソッド (msinkaut.h)
システムディクショナリ、ユーザー辞書、または 単語リスト に指定した文字列が含まれているかどうかを示します。
構文
HRESULT IsStringSupported(
[in] BSTR String,
[out, retval] VARIANT_BOOL *Supported
);
パラメーター
[in] String
辞書と単語の一覧で検索する文字列。
BSTR データ型の詳細については、「 COM ライブラリの使用」を参照してください。
[out, retval] Supported
このメソッドが戻るときに、文字列が辞書または単語リスト内にある場合は、 VARIANT_TRUE を格納します。それ以外の場合 はVARIANT_FALSE。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
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ディクショナリの 1 つに文字列が含まれています。 |
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パラメーターに無効なポインターが含まれていました。 |
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入力文字列が無効です。 |
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処理中に例外が発生しました。 |
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メモリ操作を割り当てることができません。 |
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予期しないパラメーターまたはプロパティの種類。 |
解説
このメソッドは、テスト対象の文字列にコンテキストを与えるフラグと factoid を考慮します。
コンテキストの 単語リスト を指定した場合、このメソッドはユーザー辞書を検索しません。 認識エンジンは、Microsoft Office XP の音声辞書を使用します。
Factoid プロパティを使用して、検索をシステム 辞書またはコンテキストに関連付けられている単語リストに制限します。 たとえば、検索をシステム ディクショナリに制限するには、 SystemDictionary factoid を指定します。 結果を改善するために、 RecognitionFlags プロパティを設定する必要がある場合もあります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msinkaut.h |
Library | InkObj.dll |