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ITfMessagePump インターフェイス (msctf.h)

ITfMessagePump インターフェイスは TSF マネージャーによって実装され、アプリケーションによってアプリケーション メッセージ キューからメッセージを取得するために使用されます。 このインターフェイスのメソッドは、 GetMessage 関数と PeekMessage 関数のラッパーです。 このインターフェースにより、TSF マネージャーは必要なメッセージ前処理またはメッセージ後処理を実行できます。

継承

ITfMessagePump インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ITfMessagePump には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ITfMessagePump インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ITfMessagePump::GetMessageA

ITfMessagePump::GetMessageA メソッド
ITfMessagePump::GetMessageW

ITfMessagePump::GetMessageW メソッド
ITfMessagePump::P eekMessageA

ITfMessagePump::P eekMessageA メソッド
ITfMessagePump::P eekMessageW

ITfMessagePump::P eekMessageW メソッド

注釈

アプリケーションが Unicode の場合は、PeekMessageW メソッドと GetMessageW メソッドを使用する必要があります。 それ以外の場合、アプリケーションでは PeekMessageA メソッドと GetMessageA メソッドを使用する必要があります。

ITfThreadMgr


HRESULT hr;
ITfMessagePump *pMessagePump;

hr = pThreadManager->QueryInterface(IID_ITfMessagePump, (LPVOID*)&pMessagePump);
if(SUCCEEDED(hr))
{
    //Use the ITfMessagePump interface. 
    
    //Release the ITfMessagePump interface. 
    pMessagePump->Release();
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msctf.h
再頒布可能パッケージ Windows 2000 Professional 上の TSF 1.0