DriverCallback 関数 (mmiscapi.h)
コールバック関数を呼び出すか、ウィンドウにメッセージを送信するか、スレッドのブロックを解除します。 アクションは、通知フラグの値によって異なります。 この関数は、インストール可能な ドライバーの DriverProc 関数内でのみ使用することを目的としています。
構文
BOOL DriverCallback(
DWORD_PTR dwCallback,
DWORD dwFlags,
HDRVR hDevice,
DWORD dwMsg,
DWORD_PTR dwUser,
DWORD_PTR dwParam1,
DWORD_PTR dwParam2
);
パラメーター
dwCallback
dwFlags パラメーターで指定されたフラグに応じて、コールバック関数、ウィンドウ ハンドル、またはタスク ハンドルのアドレス。
dwFlags
通知フラグ。 次のいずれかの値とすることができます。
hDevice
インストール可能なドライバー インスタンスのハンドル。
dwMsg
メッセージ値。
dwUser
デバイスが開かれたときにアプリケーションによって提供される 32 ビットのユーザー インスタンス データ。
dwParam1
32 ビットのメッセージ依存パラメーター。
dwParam2
32 ビットのメッセージ依存パラメーター。
戻り値
パラメーターが無効であるか、タスクのメッセージ キューがいっぱいの場合は TRUE を返します。成功した場合は FALSE を 返します。
注釈
クライアントは、デバイスが開かれたときに通知する方法を指定します。 DCB_FUNCTIONフラグとDCB_WINDOW フラグは、対応するフラグ CALLBACK_FUNCTIONの上位ワードと同じであり、デバイスを開いたときにDRV_OPEN メッセージのlParam2 パラメーターで指定CALLBACK_WINDOW。
コールバック関数を使用して通知を実行すると、 hdrvr、 msg、 dwUser、 dwParam1、 dwParam2 がコールバック関数に渡されます。 ウィンドウによって通知が行われると、 msg、 hdrvr、 dwParam1 のみがウィンドウに渡されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mmiscapi.h (Mmiscapi.h を含む) |
Library | Winmm.lib |
[DLL] | Winmm.dll |